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放浪カモメはいつまでも

読む人のことを考えず、書きたいことを適当に書いてるブログ。

著名人がクスリで捕まると思い出す、渋谷タワレコのトイレと、東京に住もうと思った理由

音楽 カモメの日常

清原が逮捕された。

覚せい剤所持での逮捕。

自分は野球に詳しくないし、清原についても特に思い入れもない。

清原がクスリで捕まってショックと思うわけではなく、むしろ清原とは全く関係ないわけだけど、渋谷のタワレコのトイレが頭に浮かぶ。

チャゲアスASKAが捕まった時もそう。

渋谷タワレコのトイレが頭に浮かんだ。

10年ほど前、自分は中学生で厨二病真っ只中だった。 音楽といえばロッキンオンとロッキンオンジャパンが推しているアーティスト以外は認めないぐらいな 厨二病だった。

厨二病の中でも、かなりイタいタイプで、普通に掲載されているアーティストを好きになると学校の一部の友人と趣味が被ってしまい、そのことが気に入らなかった。 そのため、自分の世代よりも少し前のロキノンに載っているアーティストを聴くようになる。

ブックオフに行って昔の音楽雑誌を立ち読みし、そこに載っている“自分は知らないけど、評価が高そうなアーティスト”を見つけて、名前をメモし、TSUTAYAでCDをレンタルする日々だった。

中には自分の全く好みでないアーティストもいた。 むしろ好みではないことの方が多く、借りたCDの半分ぐらいは無理して聴いたりもした。

そんな中、自分でも、この人の作る曲が好きなのか嫌いなのかわからないような、不思議なアーティストがいた。

自分にとってピンと来たのか来ていないのか、よくわからなかったけど、だけど、なにかが引っかかって、忘れられない音だった。

それが、岡村靖幸だった。

そんな頃、学校から帰ってきて、夕方のニュース番組で、聞き覚えのある名前が聞こえた。

岡村靖幸だ。

岡村靖幸覚せい剤所持で逮捕。

正直、その頃の自分は厨二病だ。

ミュージシャンやアーティストならクスリで捕まって箔がつくと本気で思っていた。

むしろ、この出来事で、一層興味を持った。

この事件について調べると、どうや渋谷のタワレコで使用していたとわかった。

静岡の田舎に住んでいた自分は、タワーレコードの存在を実は知らなかった。

CD屋といえば、すみやという地元のCD屋しか知らなかった。

そして、タワーレコードについて調べた。

渋谷のタワーレコードは7階建てらしい。

自分の知っているCD屋で大きいとありかだがっていたすみやでさえ、2階建てだった。

しかも、店内でライブも時折行われるらしい。

衝撃だった。

都会と地方の格差を改めて感じた。

そして、岡村靖幸がトイレに行くほど、気軽に有名人も訪れるということご、自分にとって東京がより憧れの場所になる理由にもなった。

東京に行けば、もっと色々な音楽が聴けるんだと想像した。

さらに調べると、自分が好きなバンドは静岡に来ないのに、東京では頻繁にライブをやることも知った。

中学生や高校生でも学校帰りにライブに行っているという話も聞いた。 それも特別な行事というよりも、カラオケに行くぐらい気軽に。

自分にとってライブへ行くということは、とても特別な行事だったのに。

岡村靖幸の逮捕をきっかけに、いつか自分は将来必ず東京に住むんだと決めた。

それから高校に入り、卒業し、大学は関東の大学に入学した。

正直、学部だとかそんなことは関係なく、自分の能力で行ける東京に近い大学ならどこでも良いと思って、志望校を決めた。

大学進学で引っ越し、一人暮らしを始めて住んだ場所は、東京ではないけれど東京にもすぐに行ける場所。

渋谷には電車で40分ほどで行ける場所。

渋谷のタワレコにも、よく行った。

タワレコのトイレも何度も行った。。

たまに、この場所で岡村靖幸はクスリを使ったのかなあとか思いながら用を足した。

もしかしたら、岡村靖幸が逮捕されなければ、自分は東京に行こうとは思わなかったかもしれない。

それが渋谷タワレコのトイレでなければ、東京に憧れなかったかもしれない。

ある意味、この事件が自分の運命を変えた出来事かもしれない。

有名人が薬物で逮捕される都度思い出す、そんなこと。

幸福

幸福