久々に実家がある静岡県へ行った。息子は長距離ドライブの経験が増えたからか、長時間車に乗り続けることに慣れたようだ。車内ではずっと大人しく座って、iPadで動画を観たり、ミニカーを持って眺めたり、絵本を読んだりとリラックスしていた。なんなら自宅にいる時よりもお利口さんだ。
静岡の祖父母にもすっかり慣れている。数ヶ月ぶりに会ったが、祖父母の顔を覚えていたらしい。人見知りすることなく、たべっ子どうぶつを素直に貰って笑顔になっていたし、祖父の手を引っ張って2階へ一緒に上がろうとしていた。
祖父母の家にも慣れていて、まるで普段住んでいる自分の家かのように振る舞う。棚の扉を開けて何かしら物を発掘し持ち歩いたり、ソファーを中心にぐるぐると走り回ったり、キッチンへ向かい食べ物を要求したりと、好き勝手に暴れている。なんなら自宅にいる時よりも暴れん坊だ。

カバの形をしたスツールがお気に入りなようで、抱きついたり押して移動したりと、相棒を見つけたかのように一緒に過ごしていた。だが犬との区別がつかないようで「わんわん!わんわん!」と呼んでいた。
「これはカバって言うんだよ」と教えたものの、2歳の息子は「カバ」を発音することが難しいらしい。頑張って発音しようとするのだが、どうしても「ママ」という発音になってしまう。
息子は祖父母の家にいる間、カバのことを「ママ」と呼び続けた。
静岡の飲食店が息子は好きらしい。静岡県民&静岡県出身者にはお馴染みの五味八珍のラーメンも、息子は大好きだ。
前回静岡に来た時も行ったのだが、その時も「うま!うま!」と言って感触した。今回もお子さまラーメンをぺろりと完食した。親の丼にフォークを突っ込んで麺を奪おうとするほどに五味八珍が好きらしい。なんなら自宅のある埼玉で外食した時よりも食欲旺盛だ。
今では知名度が全国区になった静岡でしか食べることができない料理も、息子は2歳にして体験した。ハンバーグレストランさわやかのハンバーグだ。

お子さまセットとはいえさわやかのハンバーグであることに変わりない。息子は左手にスプーンを、右手にフォークを持って、キラキラした目で料理を眺めていた。そしてハンバーグをゆっくりと口に運び、噛み締めるように食べて舌鼓を打っていた。
ブロッコリーとニンジンは残しやがった。
息子は全国チェーンの飲食店や自宅のある埼玉県の飲食店よりも、静岡に根付いた静岡県民に愛される飲食店が好きなのだろう。

そして一緒に手を繋いで散歩するほどには心を許しているようなので、祖父母のことも静岡の飲食店と同じぐらいには好きなのかもしれない。