この子の未来にただラブソングを

むらたかもめの子育てブログ

子どもの成長が凄い

息子が生後7ヶ月を超えた。今のところ健康で元気に育っている。しかも成長速度が凄まじい。毎日のように何かしら進化している。

 

生後3ヶ月頃からよく喋るようになった。喋ると言っても「あー」とか「うー」とか鳴き声に近いものではある。しかし産まれたばかりの頃とは違って、声のひとつひとつに意思や意味があるように聞こえる。声のトーンが違うからだ。悲しそうな時は悲壮感あるトーンになり、嬉しそうな時は明るいトーンになる。顔の表情も豊かになり、人の顔を見て笑うようにもなった。

 

この頃は特に「エム」という言葉を発することが多かった。悲壮感漂う声のトーンで「エム」と言っている時に背中を叩くと、満足した表情で「エム〜」と穏やかなトーンで鳴く。彼はMなのかもしれない。

 

生後4ヶ月頃には寝返りを頻繁にするようになった。寝返りをして仰向けになると、手足をばたつかせて「エム!エム!」と叫ぶ。その様子は空を飛ぼうとしているかのようだ。もう少し大きくなったら人間は空を飛べないことに気付き、代わりに歩くことができると知るのだろう。

 

ずり這いをするようにもなった。生後5ヶ月頃だったと思う。興味があるものを見つけたら、それに向かって一直線にずり這いして近づこうとする。特にビニールが好きなようだ。ビニールの袋に入ったお尻拭きや手口拭きを見つければ、他の全ての行動を差し置いて一直線にずり這いする。ミルクを飲んでいようがオムツ替えの最中だろうがお構いなしだ。それを止めると「エム!」と言って怒る。

 

さらには寝返りも組み合わせ、コロコロと転がる。それによって高速移動が可能となった。少し目を離した隙に、全く違う場所に移動したりもする。やはりおしり拭きや手口拭きの近くに移動していることが多い。親に向かって移動してくることは滅多にないのに。彼はおしり拭きと手口拭きを愛しているのだ。

 

生後6ヶ月を超えた頃、ずり這いはハイハイへと変化した。移動速度は速くなったし、より自由に部屋を動き回れるようになった。

 

しかしおしり拭きと手口拭きが好きなことは変わらない。やはり見つけ次第、一直線でそちらへ向かう。でも少しだけ、親のことも好きになってくれたようだ。名前を呼ぶとゲラゲラと笑うことも増えたし、手を叩いて呼びかけるとハイハイでこちらへ近づいてくるようになった。

 

お座りをするようにもなった。生後4ヶ月までの基本姿勢は仰向けの状態だったが、今では基本的には座っている。寝転ばせても身体をくねらせて座る。大人の自分達の基本姿勢も座っている状態だ。少しずつではあるが、大人と同じような生活様式へと進化している。

 

そういえば身体も大きくなった。生まれたばかりの頃は「大きすぎるかな」と思って着せていたブカブカの服は、今ではピチピチで小さく感じる。身体も行動も何もかもが成長しているのだ。

 

それに比べて親としての自分はどうなのだろう。親になってからの自分は、息子ほどの成長しているとは思えない。

 

そのうち成長した息子に様々な部分で追い抜かれてしまうのかもしれない。それは悔しいし寂しくもあるけれど、大人になった息子に追い抜かれるのも悪くないかもしれないと、ようやくつかまり立ちできるようになった生後7ヶ月の息子を見て思う。

 

そんなことを思うのは早すぎるかもしれないけれど、子どもの未来を想像してしまう。