この子の未来にただラブソングを

むらたかもめの子育てブログ

息子が保育園に通い始めた

息子は5月から保育園に通い始めた。運良く1名分だけ空きが出て、その入園枠に当選したのだ。

 

夫婦共働きなので早めに保育園に入れたいと思ってはいたが、0歳から通わせることに不安はあった。彼は産まれてから両親以外の人間とほとんど関わらず、自宅以外をほとんど出ずに日々を過ごしてきたのだから。

 

保育園に通うようになると、毎日外出して知らない大人や同年代の子どもに囲まれ、半日を過ごすことになる。生活リズムも生活の内容も、大きく変わってしまう。それに息子は耐えられるだろうか。

 

しかし両親の心配を知ってか知らずか、息子は保育園にすぐ適応した。通い始めたばかりの頃は預ける時に「ここに置いてくの......?」とでも言いたげな切なげな表情を見せたり、顔を歪めて泣きべそをかいていた。

 

しかし通い始めて10日ほど経つと、そんな表情は見せなくなった。無表情で預けられ、眠そうな顔で迎えられていた。

 

今では保育園に行くことが日常となったのだろう。通い始めて2ヶ月ほど経った現在は、預ける時も迎えにいく時も、ドヤ顔をしている。最近は迎えに行くとベビーサークルの柵をバンバン叩いて揺らしている時が多い。

 

「連絡ノート」というものがある。所謂、親と保育士の交換日記で、子どもの体調や状態の情報共有をするため、親と保育士の双方が毎日記入し提出するノートだ。そこに書かれた内容から判断すると、保育園での息子は自由すぎるぐらいに自由に過ごしているらしい。

 

近い月齢の女の子に近づいてちょっかいをかけたり、顔を見て笑ったりするそうだ。女性保育士にお腹をツンツンと触られてデレデレした様子で笑ったりもしているとも書いてあった。

 

0歳児のうちから女好きなのか。いったい誰に似たのだろう。

 

保育園は自宅よりもおもちゃの数が多い。数多のおもちゃを好きなものから順番に堪能し、飽きたら投げ捨てているそうだ。みんながお昼寝をしている時間に1人だけ起きていることも多いらしい。誰にも邪魔されずにおもちゃで遊んだり、保育士さんに向かって「かまえよ!」とアピールするかのように叫んでいるという。

 

0歳児のうちからがめつくて、欲望のため衝動的に行動している。いったい誰に似たのだろう。

 

そういえば妻の両親は息子の顔を見て「お父さん似だね」と言っていた。もしかしたら父親に似ている部分は、顔だけではないのかもしれない。