この子の未来にただラブソングを

むらたかもめの子育てブログ

一歳の息子が音楽にハマった

「最近、音楽に合わせて踊るんですよ」

 

息子を保育園へ迎えに行った時、先生が園内での息子の様子を教えてくれた。お遊戯の時間に童謡などの音楽を流すことがあるそうだが、その時に息子は手拍子をしたり、リズムに合わせて体を揺らして踊ったりしているらしい。この間までは年上の園児が遊ぶ様子を眺めていただけだったのに、真似して遊ぶようになったそうだ。

 

そういえば自宅でも、音楽に反応し身体を動かすことが増えた。

 

例えばYouTubeのライブ映像を見ている時。息子はThe Birthdayのライブ映像を観ながら手拍子をしていた。

 

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その手拍子はロックンロールのライブにしては、可愛らしすぎるかもしれない。だがロックンロールは自由だ。ペットボトルを投げること意外は、音楽に身を任せて好き勝手にロックを楽しめばいい。

 

そういった意味で息子は、ロックンロールの楽しみ方を一歳にして熟知しているのだ。ちなみにThe Birthdayを聴きながらあの娘にラブコールをするほどに、音楽に入り込む熱量も持っている。

 

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Creepy Nutsのライブ映像を観た時もそうだ。R指定が「手を上げろ!」と言った時に、映像内の観客と同じように息子も両腕を上げていた。

 

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R-指定が「全員歌え!」と言った時、歌詞を発音することはできないものの「えええええ!!!」と雄叫びをあげていた。

 

音楽は自由に楽しめば良い。しかし演者の想いに応えて行動すると、ステージとフロアとの間で一体感が生まれる。演者も気持ちが乗って良いパフォーマンスができるはずだ。

 

そういった意味で息子は、ライブにおける観客の役割を一歳にして熟知しているのである。そんな息子にはのびしろしか無いわ。

 

ライブ映像には楽しそうに歌い踊っている観客の姿が映されることが多い。息子はそんな観客の姿を「楽しそうだ!」「これは面白いことなのか?」と、考えながら見ているのだろう。

 

だから真似してやってみる。やってみて楽しければ続けてみる。だから様々な音楽を身体を動かしながら聴く。

 

きっと保育園でもそうなのかもしれない。先生や自分より年上の園児がお遊戯の時間に音楽が流れている時、どのような動きをして何を楽しんでいるのかを、ジッと観察して真似しているのだと思う。息子はそうやって「音楽の楽しさ」を身体で理解したのだ。

 

そんな息子が、手拍子もせず、雄叫びもあげず、腕も上げないけれど、画面を真剣に観て集中して聴いているようなので、嫌いだとかつまらないと思っているわけでも無さそうな音楽がある。

 

それは乃木坂46や櫻坂46などのアイドルだ。ロックを聴いて手拍子するのに、ヒップホップを聴いて腕を上げるのに、保育園で童謡を聴いて踊るのに、アイドルを聴く時は大人しい。指を咥えながら、ジッと画面を見つめている。まるでアイドルに見惚れているかのように。

 

もしかしたら息子は音楽を聴いている親の様子も観察しているのかもしれない。父親である自分はアイドルのライブ映像を観る時、基本的にはジッと集中して観る。なぜならアイドルは仏のように尊く、神のように輝いている存在だからだ。そんな対象は拝むように集中して観なければ失礼だ。

 

そういった意味で息子は、アイドルへの敬意の表明方法を一歳にして熟知している。もう少しだけ大人になって言葉を喋れるようになったら、君が見惚れていた乃木坂46の推しメンを教えてくれ。